はじめに
多くの方がSDGsという言葉を耳にしたことがあると思います。
サステナブルという言葉は急速に復旧し、環境に配慮した製品が多く登場しています。
化粧品・健康食品用の容器においてどのように環境に配慮できるのかお話いたします。
「SDGsとは」
SDGｓ“Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）”の略称で、世界中の国々が持続可能な世の中を目指すべく全員で取り組んでいこうと掲げた共通の目標です。
SDGsには17の目標と169のターゲットが存在し、それぞれ取り組む内容が記されています。
サステナブルとは「持続可能な」という意味で、様々な分野で長期的な目線を持ち、長く快適に暮らせる地球にしようという考えです。
ここでは細かい内容は割愛させていただきますが、化粧品・健康食品の分野においても環境への配慮は重要事項であり、できることから少しずつでも初めていく必要があります。
そこで環境に配慮した容器にはどのようなものがあるのかご紹介していきます。
バイオマス容器
サトウキビが原料の植物性樹脂を使用したペット容器です。
砂糖を絞った後の絞りカスから精製した原料で、本来捨ててしまう材料をリサイクルして作られています。
100%サトウキビというわけではありませんが、プラスチック使用料を減らすことが可能な環境配慮型の容器です。
見た目や強度も今までを変わらず、焼却処分される際にはCO2削減に効果的です。
現在様々な容器メーカー様でこの容器を扱っており、その種類も増えてきました。
今後少ないロットでの発注も期待される容器です。
再生PET容器
リサイクルされたプラスチックを使用した容器です。
新たなプラスチックを使用せず、循環させることで環境に配慮した容器となります。
難点としては容器が少し黄色になってしまう可能性があることです。
キレイなクリアを希望される方は必ずサンプルで確認しましょう。
詰め替え容器
一般的にリフィルなどと呼ばれている中身のみを変える容器です。
ジャー容器の場合は中身のみを入れ替えることで外側の容器を再利用できます。
ポンプボトルなどの場合はパウチタイプの詰め替え容器を利用することで、プラスチック使用料の削減に繋がります。
最近では詰め替え用のパウチをそのまま使えるポンプなども出ておりますので、お客様で使用方法を選べるのも良いですね。
メール便対応容器
プラスチックの削減に繋がるわけではありませんが、配送業者様の負担軽減に繋がるのがこのメール便対応容器です。
宅急便の場合、お客様が不在ですと再度お届けに行かないといけません。
メール便対応なら不在時でもポストに投函できるため、配送も円滑に進みます。
昨今ではECサイトの普及により、配送業者様の負担がかなり増えております。
コストを上げれば問題ないというわけではなく、配達してくれる方のことも考えた取り組みをすることもSDGsの一つと言えます。
まとめ
SDGsに配慮した容器をご紹介いたしました。
多くの人が少しづつでも取り組むことで、この目標は達成へと近づくのではないでしょうか。
環境配慮型容器についてもお気軽にご相談ください。
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